GC-quadは万能選手!
今日もご覧いただき誠にありがとうございます。
3月に入ると、もうすぐ春って感じしますね!

さてさて、今回から新しいシリーズをお届けしようと思います。
以前、このブログでもお話しさせていただきましたが、
スリリングはいろいろ三浦技研さんとお仕事をご一緒させていただいてます。
その中で、共同で使用させていただいている施設が、
三浦技研Fittingスタジオ(兼スリリングFittingスタジオ)です。
場所は埼玉県・越谷市『越谷ゴルフリンクス』練習場の中にあります。



今回から、その施設の特徴をご紹介させていただこうと思っています。
「こんなことがわかるんだ!」みたいな形で紹介させていただき、
それがゴルファーにどう役に立つのかをお知らせすることで、
皆様のなにかのヒントになればなぁなんて思ってます。
第1回目は、まずは弾道測定器『GC-quad-』です。

昨今は、弾道測定がFittingの大きな進歩に
つながっていることは多くの方がご承知のとおりです。
この測定器の特徴は、インパクト前後のヘッドの軌道を
4つのカメラにて撮影し計測することです。
2つはヘッド軌道を、もう2つはボールを追っています。
2視点という立体的に把握することで
多面的な計測や正確な数値を表すことができます。

ヘッドのこのようにシールを添付し軌道を撮影するんですよ。
このポイントを抑えることで正確性が増していきます。
ではこれでなにがわかるのか?
ボールの出方はもちろん、
ボールスピード、スピン量、打ち出し角度、
ヘッドの軌道、打点位置など等、
ヘッドとボールに関してのデーターのほとんどとれます。


ドップラー効果を利用した計測ではないので屋内施設には最適と考えています。
推測情報ではなく実測のデーターである点がいいところです。
ちなみに余談ですが、
最近は、風の影響等に左右されないデーターが測れますので
(逆に言えば、どれだけ風に影響されるかもわかります)、
TOPプロも屋外で使用するケースも増えているようですよ。
現在は、なぜスライスで右に行くのかはインパクト時の
フェースの向きとヘッド軌道が影響するということは周知のことですが、
(ちなみにおおよそ8割程度、つまりほとんどフェースの向きが影響します)
こうした機器が正しい情報をあたえてくれて
スイングの修正やクラブの選択に生かせるのは間違いないですよね。
テクノロジー、イノベーションがゴルフを変えていくんですね。
ただ、費用もかかりますが・・・(笑)
おっと、シャフトの話より一所懸命になってしまいました(笑)
次回は、今が旬の地面反力を計測する機器のご紹介です。
ではまたお元気で!