シャフトも新しい発想から・・・
いつもご覧いただきありがとうございます!
寒波がまたしても来ています。
スリリングのお取引先も北国のショップさんはあるので
少し心配です。

でもでも春遠からじ。
もう少しの辛抱です!
さて三浦技研さんと共同開発のSoranitobidase-ソラトビーの開発が
ヘッドをどう生かすかというシャフトメーカーの根源を
気づかせてくれて、それがGEARCHANGE-ギアチェン-に
繋がっていくというのがザックリとして前回までのお話しです。

そのことがあってからGEARCHANGE-ギアチェン-の開発は
急ピッチに進みました。
問題解決のためのシャフトつくりということで
データを改めて確認しながら、
Fittingでのお客様の悩み、
スイングの課題、
シャフトに何ができて何ができないか
などなど。
考えに考えてたどり着いたのが”タメを作る”ということです。
なぜ、そこにたどり着いたのか?
スリリングのFittingデーター、映像を徹底的に調べると
約80%のプレーヤーがタメができずにコックがほどけ
グリップが身体から遠い位置でインパクトを
迎えていることがわかりました。
これはアマチュアに多い現象ということもわかりました。


Gripが身体から遠いということは、当然、軌道も安定しないし
ヘッドスピードも上がらなくなります。いいことはありません。
しかし、これをシャフトで改善することはなかなか難しい課題です。
ですから、ある意味、せめてタメを作りやすくすることができないかと、
ということで”タメ”というキーワードが出てきたわけです。
ここでも、もうひとつ課題が見えてきました。
今までも、いろんなシャフトメーカーがタメを作りやすいシャフトという
課題を掲げて製品つくりを行ってきました。
ただ、なかなか体感できるところまでたどり着くのは難しいです。
トップからインパクトなんて、1秒にも満たないものですもん。
みんながみんなそんなにセンスティブじゃないですしね。
どうしたら、体感できるようになるか?
わかりやすく伝えることができるか?
それがもうひとつ新たな課題になったわけです。
ここでも光明を見出すことができたのは、
三浦技研の共同開発した時の発想です。
あの時はヘッドでしたが、今度はクラブです。
クラブにしたときに効果が表れる、
つまりシャフトをヘッドに組み上げた時、
そう!どうなるかなんです!
少し長くなってきました。
次回は、クラブとして考えるシャフトの話です。
ではまた。