ギアチェン開発秘話③

シャフトも新しい発想から・・・

いつもご覧いただきありがとうございます!

寒波がまたしても来ています。

スリリングのお取引先も北国のショップさんはあるので

少し心配です。

でもでも春遠からじ。

もう少しの辛抱です!

さて三浦技研さんと共同開発のSoranitobidase-ソラトビーの開発が

ヘッドをどう生かすかというシャフトメーカーの根源を

気づかせてくれて、それがGEARCHANGE-ギアチェン-に

繋がっていくというのがザックリとして前回までのお話しです。

            ☝三浦惟謙さん、PI-401という新製品が出ましたね。大人気だそうです

そのことがあってからGEARCHANGE-ギアチェン-の開発は

急ピッチに進みました。

問題解決のためのシャフトつくりということで

データを改めて確認しながら、

Fittingでのお客様の悩み、

スイングの課題、

シャフトに何ができて何ができないか

などなど。

考えに考えてたどり着いたのが”タメを作る”ということです。

なぜ、そこにたどり着いたのか?

スリリングのFittingデーター、映像を徹底的に調べると

約80%のプレーヤーがタメができずにコックがほどけ

グリップが身体から遠い位置でインパクトを

迎えていることがわかりました。

これはアマチュアに多い現象ということもわかりました。

                       Gripが身体から離れちゃってるインパクト例
                   Gripがキチンとひきつけられてインパクトを迎える例

Gripが身体から遠いということは、当然、軌道も安定しないし

ヘッドスピードも上がらなくなります。いいことはありません。

しかし、これをシャフトで改善することはなかなか難しい課題です。

ですから、ある意味、せめてタメを作りやすくすることができないかと、

ということで”タメ”というキーワードが出てきたわけです。

ここでも、もうひとつ課題が見えてきました。

今までも、いろんなシャフトメーカーがタメを作りやすいシャフトという

課題を掲げて製品つくりを行ってきました。

ただ、なかなか体感できるところまでたどり着くのは難しいです。

トップからインパクトなんて、1秒にも満たないものですもん。

みんながみんなそんなにセンスティブじゃないですしね。

どうしたら、体感できるようになるか?

わかりやすく伝えることができるか?

それがもうひとつ新たな課題になったわけです。

ここでも光明を見出すことができたのは、

三浦技研の共同開発した時の発想です。

あの時はヘッドでしたが、今度はクラブです。

クラブにしたときに効果が表れる、

つまりシャフトをヘッドに組み上げた時、

そう!どうなるかなんです!

少し長くなってきました。

次回は、クラブとして考えるシャフトの話です。

ではまた。

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